- SLG
- 3D
ひと夏の思い出
“ゲームではなく“よくできたモーション再生機”。ワンコインの手軽さと没入感で割り切って楽しむ昭和ノスタルジー短編”
- 抜き度 3 /5
実用性。エロの密度・抜けるか
- ゲーム性 1 /5
システムの手応え・作業感
- やりやすさ 5 /5
難しすぎず遊びやすいか
推せる点
- ループモーションの質が高い。モデルも綺麗で、絶頂時の専用モーションまで用意されている
- フリーモードの没入感。WASDのフリーカメラ+主人公視点+ヒロインのカメラ目線で、目が合った瞬間の引き込まれ方は値段以上
- 日焼け・制服・下着・スク水・マイクロビキニと着せ替えが揃い、シチュエーションを好みに寄せられる
- 550円のワンコインでGPU非搭載のノートPCでも動く。導入も攻略も一切構えなくていい
気になる点
- ゲーム性はほぼ皆無。民家でオーブを探してクリックするとシーンが再生されるだけ
- ストーリーは3日間で会話10〜15本程度の超短編。シーン数・体位数もボリュームは控えめ
- 音声は一部AI利用で、喘ぎ声はパックから自分で選ぶ方式。声まわりはジェネリックで没入を削ぐ
- おさわり等の能動的なインタラクションはなく、基本は“見る・聞く”だけ
あの頃、田舎で過ごした夏休み――陰キャな幼なじみとの三日間を描く、昭和ノスタルジー系の短編3Dエロゲ。定価550円のワンコイン作品ながらDLsiteでは発売2週間で販売8,000本超・評価☆4.16(424件)と好調で、FANZA側でも平均☆4。ストアレビューを読み比べると「安い、エロい、コスパ最高」でほぼ一致しており、その評価軸のまま受け取るのが正しい一本。
抜き度 — 3 / 5
本作の売りはループモーションの質に尽きる。ユーザーレビューでも「全リソースをここに注ぎ込んだ見本みたいな作品」と評されるとおり、モデルは綺麗でモーションは自然、絶頂時には専用モーションまで入る。体位は種付けプレス・背面騎乗位・対面座位×2・後背位・机上正常位・立ちバックの7パターン、シチュエーションは縁側・庭・畳・ちゃぶ台・引き戸・ソファの6シーン。フリーモードでは主人公視点+ヒロインのカメラ目線が設定でき、「目線が合った瞬間の感覚には妙に引き込まれた」という声が出るほど没入感は高い。ただし総シーン数は多くなく、音声は一部AI利用で喘ぎ声を音声パックから自分で選ぶ方式。ここが「ジェネリック過ぎる」と指摘されるとおり温度が低く、映像の出来に声が追いついていない。質は高いが物量と声で伸び悩む、堅実な3点。
ゲーム性 — 1 / 5
ほぼ無い。ストーリーモードは3日間の会話(各10〜15本のセリフ)をクリックで送るだけで、選択肢すらなく即Hシーンに入る。クリア後のフリーモードも、小さな民家の中でオーブを探してクリックするとモーションが再生されるだけの構造で、ユーザーレビューの「全体的に抜くための小っちゃい再生プレイヤー」という表現がすべてを言い当てている。おさわりのような能動的な遊びもない。ただこれは減点というより設計思想で、「安価でそこまで作り込んでいたら割に合わない」とレビュアー自身が擁護しているとおり、最初からゲームを捨てて成立させている作品。評価軸としては1点だが、それを承知で買う分には問題にならない。
やりやすさ — 5 / 5
ここは文句なしの満点。550円のワンコインで、GPU非搭載のノートPC(内蔵グラフィックス)でも問題なく動いたという動作報告があるほど軽い。ストーリーは30分もかからず終わり、攻略情報も周回も不要。カメラはWSADのオーソドックスなフリーカメラで、前作の独特なカメラ操作から大幅に改善された。着せ替えは日焼け・制服・下着・スク水・マイクロビキニ(+早期購入特典の牛コスマイクロビキニ)が揃い、設定も軽く済む。「気になったら買ってみては」と気軽に勧められる導入コストの低さは、この価格帯ならではの強み。
総評
「短編です」とストア説明が自己申告しているとおり、長編ややり込み、自分で操作する遊びを求める人には向かない。一方で、見る・聞くだけで全然いいという人には550円とは思えない質のモーションと没入感が待っている。前作の広大なマップとゲーム性を削ぎ落とし、エロの質に全振りした割り切りが本作の正体で、ストアの高評価もその割り切りへの支持だ。ワンコインの「夜のお供」枠として、財布にも時間にも優しい良コスパ短編。アップデートか次回作でシーンと声が充実すれば、化ける下地はある。